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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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新学期が始まり、約1カ月。子ども達の様子も少しずつ見えてきて、「さて、この1年どのように子ども達を育てていこうか」「どのような学習を進めていこうか」と見通す時期ですね。教師と子どもたち・子ども達同士のかかわりや、「何を」「どのように」教えるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この学習会にはたくさんの「ヒント」があります。目の前の子どもたちと一緒に豊かな学びを創ることにつなげていきませんか?

と き 2015年4月25日(土)13:15~16:50
ところ 札幌市生涯学習センターちえりあ
参加費 1000円
    会員・事前申し込み800円
    学生 500円
内 容
【全体講演】13:20~14:50
『子どもがいきいきできる かかわりを求めて』
  講師 鴇 富士子 先生(胆振管内小学校教師)

●鴇先生は胆振管内(苫小牧市など)で長年小学校教師を務められた大ベテランの先生です。わらべ歌や作文などを通じ、どんな子どもでもじっくり、ゆったり、しかも楽しい教室になりゆく様子が目の前に広がるような話です。子どもたちとともに生活する醍醐味を改めてかみしめてみませんか。

【講座①】15:00~15:50

≪第1講座 社会科の授業づくり(仮)≫
社会科は苦手で…と不安がると子どもにも伝わる。ほら!これで教師も子どもも、みんなで推理して知恵と力で楽しむ授業はできるよ。
《講師:佐藤広也・歴史教育者協議会》
※社会科の教科書があるといいですね。

≪第2講座 理科の授業づくり・みなさんの『困った』に答えます≫
理科実験は、教科書通りの結果にならないことが多いです。どうしたらいいのか、そのポイントを紹介します。
《講師:上田英彦(科学教育研究協議会)》※理科の教科書持参で

≪第3講座≫わらべ歌で遊ぼう①≫
入門講座です。乳幼児から学童まで色々なわらべうたを実際に遊びながら紹介します。
《講師:北海道音楽教育の会》※動ける服装で来てください

【講座②】16:00~16:50
≪第4講座 詩を書こう!国語・詩を書く授業≫
詩のある教室は楽しいです。どんな詩を、どんな時に、どのように書かせたらいいのか、ちょっとしたヒントを紹介します。
《講師:三浦淳真(北海道作文の会)》※子どもが書いた詩で、いいなあと思うものがあったらもってきてください

≪第5講座 はじめよう!!道徳の授業≫
道徳授業開始にあたっての心構え・基本認識について / 道徳授業の実践; 今どんな道徳授業が試みられているか
《講師:道徳教育フォーラム(2015.2月発足)》

≪第6講座 わらべ歌で遊ぼう②≫
①の続きです。

開催時間の詳細などは
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みなさんいかがお過ごしでしょうか。
私はここにいたって風邪を引きました。
熱が38度を越えた後は覚えていません。
幼いときと、幼さを抜けたときの差を発熱によって思い知らされます。
幼さが残るときはまだ体温が38度超えるとテンション高くなりますが、もはや幼さを無くし老いるばかりとなると38度を超えたら指先ひとつ動かせないと思うほど体が億劫になります。

さて閑話休題。
さあ、もうすぐ道民教の合研です。
例年より二ヶ月くらい早めの開催なので戸惑われる方や、8月くらいだろー、と思っていて気がついたら終わっていた!なんて方もおられるかもしれません。

6月29日開催!
お間違えの無い様に!
内容は
道民教合研のページ!
のページや、このブログのひとつ前の記事などに載っています。

私も参加費千円握り締めてまいりますよ~、お手伝いしに!




(道民教・情報担当I)


12日の厚生労働省の発表によると、全国で保育所を希望しても入れない待機児童の数が今年4月1日時点で2万2741人となり、1年前より2084人減ったという。
待機児童数の減少は3年連続だが、全体で2万人を超えており、実質1年間で解消できたのは1割ほどという見方もできる。
しかも、保育所の定員は228万8819人とこの1年で4万8641人分増え、過去最高の増加にもかかわらず、である。
報道などでは「潜在的な需要が掘りおこされた」からという分析も散見されるが、共働きでないと家計を維持できない切迫した事情、「子育てを社会全体で」という流れから考えると「潜在的な需要」も含めた見通しをもつことが行政に求められる。

待機児童は、全体の8割が大都市とその周辺に集中している。
年齢別では0~2歳児が82%を占めている。
いわゆる乳児保育のニーズが高まっているのだが、それに対応しきれない行政の実態がある。
たとえば、某大都市では少子化を理由に公立の乳児保育所の整理・統廃合を進めていた。
乳児の保育は一人の保育士で預けられる子どもの数も少ないこともあり、もともと私立で経営することは困難を伴う。
待機児童解消に向けて行政は実績づくりのため、私立保育所に矢継ぎ早に新規開設を促し続けていると聞く。
経営者としても将来の見通しが不透明な中、近隣に競争相手ができるリスクを回避すべく、行政の要請を多少無理してでも受けざるを得ないという本音ももれる。

子ども・子育て支援新制度の本格施行を1年半後に控え、国や各自治体では「子ども・子育て会議」を設置し、保育や子育て支援へのニーズ調査を進めている。
この調査は保育所や子育て支援などの「整備計画」に反映するとても重要なものである。
ただ、肝心なのは調査データから「潜在的な需要」も含めた見通しを「子ども・子育て会議」内で十分に認識できるかということである。
私も某市の「子ども・子育て会議」の一員であるが、一連の議論の中で地域社会全体に「子育てを地域みんなで」という雰囲気を醸成し、ソフト・ハードの両方から「子育てしやすい」まちづくりに一役買えればと思う今日この頃である。
道民教情報担当I


68回目の終戦の日を迎える日本。
私は戦争経験者の「孫」の世代ですが、最近の社会や教育の動向を見るにつけ、「わが子・教え子を戦場に」送り出す「日常」が現実味を帯びつつある気がしてしょうがありません。
でもここでは多くは語りません。
もっと説得力のある「語り」に耳を傾けることが大事だと思うので。
今日の機会に、亡くなった多くの方も含め改めて戦争の実相を知る人々の「いち個人」としての語りに耳を傾けたい。
そして、これからの日本や世界、いや目の前の子どもたちの「平和」についてじっくりと考えたいと思います。
宮村 皇史 (道作)

初夏の学習会チラシPDF


 今回の学習会は、「作文の会」の衣恵先生、「生活指導」の平本先生の実践報告とシンポジウムというすばらしい企画だった。お二人の実践は、以前から聞いていたし、衣恵先生のクラスには、授業研におじゃましたこともあった。それだけに大きく期待が膨らんでいた。時間的な制約が厳しかったが、それぞれの実践から学ぶことは大きかった。

 衣恵先生は、子どもたちのステキさを学級通信を通して伝えていく。そのことで、仲間のことが好きになり、自分のことが好きになっていく。子どもたちが変わっていくのだ。学級通信からの担任のメッセージが子どもたちの多様な見方となっていく。子どものたちの表現をどう受け取り、どう返していくのか、実践を通して語った。

 平本先生は、最初に「(子どもたちとの)関係のないところに指導は成り立たない。」と断言した。これが、彼の実践を通した結論なのだ。「学級内クラブ」などを通して、子どもたちとの関係を少しずつつくっていく。その中で、「挑発にのらない。」「パワーゲームはしない。」「スルーと貯金で折り合いをつける。」という方針を立てる。授業でさえも、単元ごとに「紙上討論」で子どもたちと話し合い、「一斉授業」から「グループ学習」に変えたりもした。子どもたちの要求に応えることを大事にしてきた実践だった。

 この後のシンポジウムでも語られていたが、この「荒れ」の背景には、学校への不信感が原因としてある。「教師の都合で評価される。」「自分たちで決定できる場が少ない。」など、子どもたちは本当に追い詰められている。

 そうした状況の中で、お二人の実践は、「子どものステキさを見つける」「子どもたちが決定する」 ということを大事に実践してきた。このことが、子どもたちの成長を育んでいったのだ。

「子どもが主人公」という言葉をよく耳にしてきた。しかし、それはあくまでも教師の都合のいい表面的な言葉として使われてこなかっただろうか。
困難な状況にある「今」だからこそ、子どもたちの声に真摯に耳を傾けることがわたしたちに問われているように思う。

 衣恵先生と平本先生は、それを身をもって、わたしたちに教えてくれた。

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