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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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宮村 皇史 (道作)

初夏の学習会チラシPDF


 今回の学習会は、「作文の会」の衣恵先生、「生活指導」の平本先生の実践報告とシンポジウムというすばらしい企画だった。お二人の実践は、以前から聞いていたし、衣恵先生のクラスには、授業研におじゃましたこともあった。それだけに大きく期待が膨らんでいた。時間的な制約が厳しかったが、それぞれの実践から学ぶことは大きかった。

 衣恵先生は、子どもたちのステキさを学級通信を通して伝えていく。そのことで、仲間のことが好きになり、自分のことが好きになっていく。子どもたちが変わっていくのだ。学級通信からの担任のメッセージが子どもたちの多様な見方となっていく。子どものたちの表現をどう受け取り、どう返していくのか、実践を通して語った。

 平本先生は、最初に「(子どもたちとの)関係のないところに指導は成り立たない。」と断言した。これが、彼の実践を通した結論なのだ。「学級内クラブ」などを通して、子どもたちとの関係を少しずつつくっていく。その中で、「挑発にのらない。」「パワーゲームはしない。」「スルーと貯金で折り合いをつける。」という方針を立てる。授業でさえも、単元ごとに「紙上討論」で子どもたちと話し合い、「一斉授業」から「グループ学習」に変えたりもした。子どもたちの要求に応えることを大事にしてきた実践だった。

 この後のシンポジウムでも語られていたが、この「荒れ」の背景には、学校への不信感が原因としてある。「教師の都合で評価される。」「自分たちで決定できる場が少ない。」など、子どもたちは本当に追い詰められている。

 そうした状況の中で、お二人の実践は、「子どものステキさを見つける」「子どもたちが決定する」 ということを大事に実践してきた。このことが、子どもたちの成長を育んでいったのだ。

「子どもが主人公」という言葉をよく耳にしてきた。しかし、それはあくまでも教師の都合のいい表面的な言葉として使われてこなかっただろうか。
困難な状況にある「今」だからこそ、子どもたちの声に真摯に耳を傾けることがわたしたちに問われているように思う。

 衣恵先生と平本先生は、それを身をもって、わたしたちに教えてくれた。
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