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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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こんばんは、羽二重餅です。
今回は道民教ブログ初企画。
少ない投稿数をカバーするために、他にブログをやっている方の記事掲載!
ちゃんと許可は頂いて行っている企画です(`・ω・´)ゞビシッ!!

初紹介になるのはこちら
北海道教育科学研究会ブログさんです。

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知られていない奨学金地獄-教科研講座第3回北海道合評会から-

 一昨日、札幌市内で教育科学研究会講座第3回北海道合評会を開催しました。
 新聞記者の方から「地域と教育」ということで、北海道に赴任してから取材の中で感じ考えたことを話してもらいました。
 専門学校教師の方からは、「労働と教育」について、「キャリア教育の考察」を中心に話してもらいました。
 そして、北海道学費と奨学金を考える会インクルの大学院生から「奨学金問題」を中心に「貧困と教育」について話してもらいました。
 どの報告も充実した考えさせられる内容でしたが、参加者のほとんどが知らず、衝撃を受けていたのが、奨学金制度の現状でした。
 財政投融資を財源にし、消費者金融の取り立て屋出身者を多数雇っての滞納者への取り立て。滞納者は、延滞金→利子→元金と順番に返していく仕組みになっているため、いつまでたっても元金返済までたどり着かず、返すことのできな蟻地獄に陥る人が続出しています。延滞9か月で、非正規雇用で返せない人に、容赦なく、日本学生支援機構が一括返済を求める訴訟を起こしています。保証人の親が返す事態も続出しています。
 問題の根本は、高等教育の学費無償・負担軽減に動かない国の姿勢にあります。奨学金の取り立てが、財政投融資の利益になり、取り立て屋のもうけになる。まさに若者を食い潰す、教育版消費者金融、貧困ビジネスという状況です。
 この問題を多くの人に知ってほしい。困っている人を助けたいと、インクルでは活動しているそうです。
 この問題を詳しく知りたい方は、『日本の奨学金はこれでいいのか!-奨学金という名の貧困ビジネス-』(あけび書房)をお読みください。

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再び登場、羽二重餅です。二度目はくどいでしょうか?
せっかくなので、今回転載させていただいた記事を読んで思ったことなどを少々。

自分の話しとなりますが、私も奨学金を考えて、そしてあきらめたことがあります。
不登校や引きこもりを経て、高校に通っていたその卒業の近くなった頃。
もう一度は、その数年後にとある人に「あなたは、あの人の下で学んでみませんか」
と声を掛けていただいたとき。

二度考え、二度諦めました。

不登校をしていたがゆえに、その期間に私は学校のテスト勉強では何の役にも立たないことに関しては、学校で勉強している子どもたちよりはよく知っていました。
その中には、奨学金が上記記事のような状況になっている、という知識もありました。
自分の将来になんの期待も無い状況のなかで、10年以上にもわたって返済し続けることもある巨大な借金を背負う事は、とても恐ろしいと感じました。

私は奨学金を借りるのをやめました。
それは、大学に行って学ぶ、という選択肢も一緒になくなりました。

少々どころじゃない量になったきもしますが気のせいということで。
私は奨学金を使いませんでした。
学ぶことを奨励するお金である、というより、長期の借金というほうが重かった。
それが私にとっての奨学金の立ち位置です。

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