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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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(全障研道支部事務局)

全障研道支部第35回夏期学習会PDFファイル

全国障害者問題研究会(全障研)北海道支部より、学習会のご案内です。
全障研北海道支部では、第35回夏期学習会を9月7日(土)・8日(日)に行います。
「まなびあおう 発達保障のリアル~ヒストリー・ハート・アクション~」をテーマに、障害児・者にかかわる様々な課題について、実践にもとづき学びあう学習会です。

今年は記念講演の講師に奥住秀之氏(東京学芸大学教育学部准教授)をお迎えします。
「どうして?教えて!発達障害の理解」と題して、発達障害の基礎理解、配慮や支援の原則についてお話しいただきます。
また、2日目には様々な年齢層や障害に応じた支援について学ぶ、実践講座・分科会を行います。
全道各地から、障害児・者にかかわる現場で実践を重ねている方々が集まります。
教育関係者に限らず、保育・医療・福祉・療育などの関係者、当事者やご家族もまじえて、立場を超えて学びあえるのが全障研の魅力です。

「特別支援教育」という言葉は浸透してきていますが、まだまだ教育現場で「障害のある子どもたちをどう理解すればよいのか、どう支援したらよいのか…」と日々悩んでいる方も多いかと思います。
夏期学習会は、どなたでも気軽に参加できる学習会です。
ぜひ多数ご参加いただき、明日の実践を豊かにするきっかけにしていただければ大変うれしく思います。
詳細は添付の開催要項をご覧ください。
皆様のお申し込みをお待ちしております!


全障研道支部第35回夏期学習会PDFファイル


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宮村 皇史 (道作)

初夏の学習会チラシPDF


 今回の学習会は、「作文の会」の衣恵先生、「生活指導」の平本先生の実践報告とシンポジウムというすばらしい企画だった。お二人の実践は、以前から聞いていたし、衣恵先生のクラスには、授業研におじゃましたこともあった。それだけに大きく期待が膨らんでいた。時間的な制約が厳しかったが、それぞれの実践から学ぶことは大きかった。

 衣恵先生は、子どもたちのステキさを学級通信を通して伝えていく。そのことで、仲間のことが好きになり、自分のことが好きになっていく。子どもたちが変わっていくのだ。学級通信からの担任のメッセージが子どもたちの多様な見方となっていく。子どものたちの表現をどう受け取り、どう返していくのか、実践を通して語った。

 平本先生は、最初に「(子どもたちとの)関係のないところに指導は成り立たない。」と断言した。これが、彼の実践を通した結論なのだ。「学級内クラブ」などを通して、子どもたちとの関係を少しずつつくっていく。その中で、「挑発にのらない。」「パワーゲームはしない。」「スルーと貯金で折り合いをつける。」という方針を立てる。授業でさえも、単元ごとに「紙上討論」で子どもたちと話し合い、「一斉授業」から「グループ学習」に変えたりもした。子どもたちの要求に応えることを大事にしてきた実践だった。

 この後のシンポジウムでも語られていたが、この「荒れ」の背景には、学校への不信感が原因としてある。「教師の都合で評価される。」「自分たちで決定できる場が少ない。」など、子どもたちは本当に追い詰められている。

 そうした状況の中で、お二人の実践は、「子どものステキさを見つける」「子どもたちが決定する」 ということを大事に実践してきた。このことが、子どもたちの成長を育んでいったのだ。

「子どもが主人公」という言葉をよく耳にしてきた。しかし、それはあくまでも教師の都合のいい表面的な言葉として使われてこなかっただろうか。
困難な状況にある「今」だからこそ、子どもたちの声に真摯に耳を傾けることがわたしたちに問われているように思う。

 衣恵先生と平本先生は、それを身をもって、わたしたちに教えてくれた。
道生研からのご案内です。
下記、PDFファイルになってます。

どうしたら教室の風の向きを変えられるか

◆日 時:7月6日(土)
10:00 ~ 16:00
◆場 所:札幌市
クリスチャンセンター
210号室
◆参加費:
500円
◆学習会の内容
(1)中学生のいまを語り合います
(2)学校の何が、子どもたちを生きづらくしているのかを出し合います
(3)子どもの思いに応える対話と関係づくりをどうするか学び合います
(4)子ども同士の関係修復とそれを支える学級にしていくために何が必要か話し合います。
       *これが今回の中心課題です
(5)教師集団が協働するためにどうしたらいいかを探ります

よびかけ

 いま、中学校の教室には、逆風が吹き荒れています。表と裏を使い分ける、攻撃的な言動、周りへの過度な気遣い・・・。それは、学校が、誰もが自由に息を吸い、安心できる場でなくなっているということでもあります。しかし、生徒とじっくり語る時間はなく、教職員室も多忙化で追いまくられているのが現状です。その突破口を見つけるために、この逆風をどう見るのか、どうしたら風の向きを変えられるかをめぐって大いに議論したいと思います。ぜひ、ご参加ください。

1.現状報告
 札幌市内の3校から(各30分)、その
後、質疑
2.報告を受けて、問題提起
 パネラー2名より
 
3.報告と問題提起を受けて、意見交換
 
◆主催:全生研北海道支部
<よびかけ>:橋本 尚典(あいの里東中)
        中村 公美(○○中)
 
<連絡先> 北海道支部事務局 佐藤珠貴
 
       携帯:080-1861-9211


 

(鱈林)


 学級通信というか1枚文集が、あと春からで200枚になりそうです。枚数や号数の呪縛からも離れ、作品数などからも離れたからかでしょうか、簡単なものですが、驚異的な号数となっています。こんなんでもいいよねえという短い物。プライドはすてました。考えてみれば久しぶりの2年生になったからなのでしょうか。昨年は、授業中に「しねー!」というこや手強い子どもや、なかなかの親御さんもいらっしゃり心身共に疲弊の1年で、六年生に持ちあがらなかったことが悲しくさびしいことでしたがようやくふっきれました。ずっと読み聞かせを続けたり絵本を作ったりしながら子どもはいいなあと思うことも結構あります。私のちょっと前までの学級では、どの時代にでもあり得ないような「死ね!」
「死んでください!」という言葉を投げつけられながら、3年間もちあがりを×2もやってきたので、苦しかったですね。(死ね死ね団、のことは道民教の総会用に勝手にレポートもしたので、お読みくださっているかと思いますが。)

「今日はじゅぎょうさんかんでした。㎜のものがいっぱいあるとわかってたのしかったです。1㎜よりも小さなかずがわかんないのでざんねんです。もっとべんきょうがんばります。」

 「水曜日、なわとびのれんしゅうをしているとき、いえのかべにハチのすをはっけんしました。はちが一ぴきすをつくりはじめてました。いそいでおかあさんにしらせてみんなでたいじしました。かわいそうだけど大きくなったらこわいのでしかたなかったです。」

 そんなすてきな日記群が子どもと私の生きる力になります。「若い教師が・・・」という言葉に腹立たしくなります。困っているのは俺だ、と。


堂七 歩 (札生研)

道民教初夏の学習会のPDFファイルへのリンク


3人の先生から、それぞれの実践をじっくり聞くことができて、本当によい企画でした。
(特に、山本先生の実践は、昨年度の春と冬に聞いていたので、年度末までの話が聞けてよかったです。)
今後、もし、機会があれば、それぞれの先生方の取られた手立てや子どもたちの変容を詳しく聞きたいです。

私が最近考えていることに、”丁寧に関わって教えていないのに、「できていない」と怒るってどうなの??”ということがあります。
「はやく」「ちゃんと」「しっかり」などの言葉にも気をつけています。
周りの若い先生にも伝えながら、一緒に考えていきたいと思います。

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