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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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4本のレポート発表等と23名の参加者で所属の立場を超えて建設的な議論ができたのは、参加者の共通テーマとして「教室外での子どもの学び」を基調にしたことにありました。

・「いじめ・体罰問題と多様な学びの保障」(野村敏幸氏 社会福祉士・精神福祉士)
・「学校内の居場所づくり」(多田和夫氏 元教員)
・「地域臨床としてのフリースクール活動」(宮井真由氏 心理士・NPO法人余市教育福祉村)
・「教育大学釧路校『授業開発コース』の通年総合型レポート」(吉野正敏氏 北海道自由が丘学園月寒スクール理事長)
・「訪問型フリースクールの実践」(相馬契太氏 漂流教室)


 これらの報告がこれからの学びのあり方を内容的に豊かな実践を伴って語られたことにありました。それは、文部科学省認可の学校の行き詰まりを打ち破る「学びの価値」が内包され、子どもたちの教育要求に根ざしているからだと実感しました。今までにありがちな当事者(子ども・保護者)と学校の対立的議論を克服し新しい「学びの場」の保障を公然と要求する場となったことです。
多田和夫(元小学校教師)
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第2分科会は、作文の会・生研・教科研とそれぞれ違う研究団体からのレポートとなり興味深かったです。
子どもへのアプローチの仕方は違っていても。共通しているのは『子どもを大切にしていること』だと思いました。

今、学校は、「学力の向上」「規律の重視」など、様々な締め付けの中でとても息苦しくなっています。その中で、教師自身も、知らず知らず管理的に子どもに向かってしまうことが増えている様に感じます。
レポートを通して、教師の原点を見つめ直せた気がします。
後志管内 小学校教員
参加者はのべ20名、レポートも4名の方が6本用意してくれました。話し合いに使ったのは4本という贅沢な分科会でした。85才の鈴木秀一先生のレポート発表に、教材研究はこれでいいということはないと全員感銘を受けました。ただ単に教科書をどう教えるかではない、真実を追究し、本質的で楽しい授業をどうつくるかという話し合いになり、色々な視点やこうやったらよかったという授業の交流ができました。もっと時間がほしかったです。

阿部俊樹
北海道自由が丘学園には行事活動がたくさんあり、今後の行事活動に生かせることがあるのではないかと考え、本講座に参加しました。
朝早かったこともあり、少人数での講座でしたが、密の濃い意見交換ができたのではないかと思います。
本講座をとおして北海道自由が丘学園は、公立の学校よりも教科外の活動が多く、生徒たちが自分を発信できる場であることを再認識しました。
そんな北海道自由が丘学園スタイルをこれからも大事にしていきたいです。


北海道自由が丘学園 桜場

太田慶一郎さんの講座は、「学校くさい」秩序やルールで、がんじがらめになっていること、それによって見失いがちなものに気づかせてくれる講座でした。
見失いがちなものとは、「子どもの感覚」「学ぶことの面白さ」「みんなでやってみる楽しさ」だと思います。
大原さんの講座は、作文指導の導入がきわめて具体的に示されたわかりやすい内容でした。
テクニックではなく、子どもの認識を深め育てることと、書くことがどう結びついているのかが伝わってきました。

札幌市公立中学校教員  吉田圭子

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