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道民教ブログ

道民教のウェブページに付属する教育関係の方々、主に教員の方々の言葉を直接伝えるブログです。ちなみに管理人の羽二重餅は、教員ではありません!

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前回に引き続き羽二重餅参上です。
今回も春の学習会の感想ですー。
今度のは

『作文がある授業と日記がある教室(前)』

というタイトルの講座でした。

それを見に行ったときは、ちょうど誰かの作文が読まれていました。
修学旅行の時の作文でしたが……。

 夜、生徒たちの部屋を巡回する先生に、部屋を移動したり、見つかりそうになったら隠れたりとざわざわする生徒たち。
生徒たちは見つかりそうになるたびに、先生にウソをついて、ごまかしをして、逃げを打とうとして、そのたびに「シマッタ!」「また嘘をついてしまった……」「素直になればよかったのに……」「どうしよう」と思っていく、考えている。
 最終的には愉快につかまって叱られる訳だが、先生との関係が良好であったとしても、口で、言葉でそれを伝えるようなことはきっとないだろうと思う。
 先生に「あの時ああ思っていてね」とか、言う? 言ったとしても、記憶に残るほどしっかりと伝えるだろうか。伝えないな、と私は思った。
 本来伝えられることのない生徒の葛藤、戸惑い、罪悪感。そして何を考え、何を楽しいとしてそれらをしたのか。
 作文を書かなければ伝えられないだろう。
 しかし、あったとしても先生との関係が良好でなければ絶対に書かないだろう内容。
 くすくすと笑いながら聞きながら、いいクラスなんだろうなぁ、と思った。
 残念ながら最後までは聞けなかったのだが……

 いい先生がいても、それでも残念ながらその先生の目を零れ落ちる生徒はいるだろう。
 それでも、ああ、この先生のクラスの子はきっと幸せな記憶としてその時代を覚えるだろうな、と思う。
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